「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」
2009.04.19
もうすぐ5月、青空に鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいるのを見ると晴れ晴れとした気持ちになりますね。
「武者人形」「吹流し」「柏餅」「菖蒲湯」といった端午の節句にちなんだ季語が並んでいるのを目にするとき、不思議と心が和んできます。
子供の健やかな成長を願う節句がこの季節にあることがとてもふさわしく思え、いつの時代も変わらない人の心の豊かさ、温かさに触れたような気がします。
先日、田中工務店作業場に、獅子舞がやって来ました。
私共の地域では4月中旬頃に獅子舞がやってきます。
皆さんの地域ではいつ頃なんでしょうか?
この獅子舞がやってくると、この地域では「田植え」の季節が到来します。
季節感が乏しくなりがちな現代の中で、全身で季節を楽しみ味わうことはとても大切なことのように思います。
日ごとの力強くなっていく光のまぶしさ、全身で今の季節を感じ楽しみたい気分ですね。
そして、今年も我が家に「つばめさん夫婦」がやってきました。
この季節の生き物たちの生命力には感心させられます。
生まれたてのヒナに親鳥がせっせと餌を運び、日々大きく育っていくことに目をうばわれているうち、いつの間にか巣立ってゆくのでしょうか?
また来年も我が家にやってくるのを楽しみに待っています。